ずっと待っていた、シルクが出来ました。

News

お知らせ

展示会やメディア掲載その他日常のお知らせなど

内服と外服

 

「服」という漢字の語源と言われている記述があるのは、

中国の春秋戦国時代に編纂された『山海経(せんがいきょう)』という名の

地理書で、そこには、植物や鉱物の薬効が記載されています。

 

この書物の中では、薬草などを「衣服」のように体にまとい病気の原因となる

邪気の侵入を防ぐことを「外服」、薬を体内で効かせて邪気を防ぐことを「内服」

と言い表されています。

 

つまり、薬を飲むのが「内服」、身体にまとって皮膚から直接薬効を得るのが

「外服」と捉えられているのです。

 

衣服に機能性やデザイン性が重要であることはもちろんですが、そこに

心と身体を整える役目があるという新たな視点を持つと、

毎日身にまとう衣服に対する愛着が一層深まりそうです。