ずっと待っていた、シルクが出来ました。

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飲食衣服、これ大薬

 

草根木皮、これ小薬。

鍼灸、これ中薬。

飲食衣服、これ大薬

身を修め心を治める、これ薬源なり。

-書経-


中国の古い経典である書経には、「草根木皮(漢方薬)や鍼灸よりも

ふだんの食事や衣服が身体に大事である」という意味の言葉が残されています。

衣服は食べ物と同様に身体と心に作用するもの、

つまり、身体が喜ぶ衣類を身にまとうことは、

身体によい食事をするのと同様に大切なことであると述べられているのです。


薬を摂取する方法は、日本語では主に「内服」と「外服」に分けられ、

内服は主に経口摂取、外服は主に皮膚からの摂取を指します。

そして、「書経」の中で大薬として扱われている衣服は、皮膚から直接薬効を得る、

外服という方法で摂取される薬として広く活用されてきました。

 

薬を口から摂る時間は短いですが、衣服は一日中身につけるもの。

染織文化の根底には、衣服を薬として捉える考え方があったのです。