ずっと待っていた、シルクが出来ました。

News

お知らせ

展示会やメディア掲載その他日常のお知らせなど

染料と身体の関係

 

最近では、染料と身体の関係も研究されています。毎日着ている衣服を通して、

皮膚から入っていくものが身体に影響を与えているというのです。

 

衣服を染める材料として、古くから使用されてきた薬草は少なくありません。

植物染料の中には、病気やけがを治し、健康を保つために使われるものも多くあります。

 

例えば昔は、女性は紅染めの肌着やお腰を付けていましたが、

紅は血行をよくする作用があるため、長時間身につける事で循環機能を

高める効果がありました。また、藍の匂いは、虫や蛇が嫌う作用があるため、

野良仕事の時に重宝されましたし、茜は滋養強壮や抗菌作用などに、

また、栗染めは皮膚病に効くとされてきました。

 

現代のように科学的根拠はなくとも、経験から植物を選び、

生活に役立ててきたのです。